にほんご書店そうがく社
日本語
能力試験
ISBN9784342881770

日本語能力試験N1・N2 試験に出る文法と表現


出版社 桐原書店
著者 筒井由美子, 大村礼子, 喜多民子
価格 \1,800+税
体裁 26cm 168頁

【解 説】
 本書は、同社既刊の「1級・2級試験に出る文法と表現」を改訂・改題し、新試験対応の新装版として刊行された問題集で、機能や形式で分類整理した300の文法項目を42日間で学習できるようになっています。学習対象となる文法項目のうちN1相当の文法表現にはその記載をつけていますが、N1文法とN2文法を別々の単元で学習する構成にはなっておらず、実質的には、N2文法の復習を兼ねたN1文法対策用の問題集であるといえます。
 新装版での主な変更点は、最終章を新しい出題形式である「文の組立て」と「文章の文法」問題を扱う内容に切り替え、巻末の模擬試験にも同様に新形式問題をいれたことです。なお、旧版の各章末の「コラム」で扱われていた「基本文法」は、新装版にも引き継がれています。本書の「まえがき」でも指摘しているように、この「基本文法」は、新試験で問われるコミュニケーション能力の基礎となる重要な項目であると位置づけています。それは、まさにその通りだと思いますが、「まえがき」での指摘だけにおわらせてしまうだけではなく、「文章の文法」に対処する学習の流れの中に明確に組み込んだうえで、その具体的な学習方法を明示すべきではないかと思います。従前のような「コラム」的な扱いのままでは、せっかくの「まえがき」の指摘は無駄になってしまいます。