にほんご書店そうがく社
文法
初〜上級
ISBN9784757418868

新装版 どんなときどう使う 日本語表現文型辞典


出版社 アルク
著者 友松悦子, 宮本淳, 和栗雅子
価格 \2,800+税
体裁 21cm 532頁

【解 説】
 2007年に刊行された辞典が、わずか3年で新装版となりました。この「文型辞典」は、もともと日本語能力試験の文法対策を兼ね備えた、中・上級レベルの文法学習教材「どんな時どう使う日本語表現文型500」と、初・中級レベルの文法学習教材「どんなときどうつかう日本語表現文型200」をもとに作成された辞典です。初版発行に際しては、両教材に掲載されていた文法項目を網羅するだけではなく、日本語能力試験の出題基準に掲載されてはいないが実際の試験で出題された「出題基準外」の文法項目も収録していました。
 この辞典がもともと依拠していた日本語能力試験が今年から新試験に変わることを受けて、その変化に対応するための新装版発行ということになったわけです。初版からさほどの歳月がたっていないため、収録項目は微増にとどまっています。もっとも大きな変更点は、各文法項目に対するレベル付けです。旧版では日本語能力試験の区分をそのまま辞典に援用・表記していましたが、新装版では、新試験で出題基準が非公表という措置が取られていることから、5つのレベル分けを採用しつつも、そのレベルは著者が考える難易度をもとにした区分けを用いています。日本語能力試験に完全準拠した辞典という位置づけから、著者の判断性が強くなった辞典に生まれ変わったわけで、それはこの辞典を手にとる教師各々の判断と執筆した著者の判断どの重なり具合が、この辞典の評価に直結することになるのではないでしょうか。